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Goleiro

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電力自由化の波に乗るべき?自由化の前に抑えておきたい電気料金計算方法の基礎

生活の知恵

2016年4月1日から電力の自由化が開始される。

様々な企業から新たな電力サービスが開始されるが、どこを選べば良いか迷っている方も多いのではないだろうか?
各社のプランは現状の電力会社の料金算出方法を参考にしてカスタマイズしているので、これを理解しておくとプロバイダ選びが楽になるはずだ。

ということで東京電力の一般的な料金プランである「従量電灯B」に焦点をあてて、料金の計算方法や省エネのポイントなどを解説してみる。

基本的な電気料金算出方法は以下になる。

 

電気料金 = ①基本料金 + ②電力量料金 + ③再エネ発電賦課金

 

一見、携帯電話と似たような仕組みだが②の計算方法には注意が必要だ。

それぞれ以下に解説していこう。

 

①基本料金

基本料金は選んだアンペア数に応じて料金が決まる。ブレーカーがよく落ちるという人はこの値が自分の生活よりも小さな値を選んでいる可能性が高い。

こちらは以下の表を参考にしていただきたい。

 単位料金(税込)
基本料金 10A 1契約 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1,123円20銭
50A 1,404円00銭
60A 1,684円80銭

契約するアンペア数は家庭にある電化製品の使い方により、ピーク電力を予想して決定しよう。例えば電子レンジとテレビと電気ストーブを同時に使う可能性があるのであれば、これらの合計電力からアンペア数を算出して上記の表から最低限必要なアンペア数を選択する必要がある。

以下で必要なアンペア数をチェックできる

わが家のアンペアチェック | 東京電力

 

②電力量料金
基本的に使えば使うほど単価が高くなるように設定されている。

 単位料金(税込)
電力量料金 最初の120kWhまで(第1段階料金) 1kWh 19円43銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 25円91銭
上記超過(第3段階料金) 29円93銭

この120kWhからの電力量の単価が異様に高くなっているので、電気代を節約するには以下に第二段階、第三段階の使用量を減らすかが重要になる。

ちなみに我が家では、ガスの床暖房があるので東京ガスの「暖らんプランセット割」に契約して冬場はガス暖房をメインに利用するようにしている。
こちらの割引プランは電力の計算とは逆で、利用料が多くなるにつれて単価が安くなるように設定されているのでガスをメインで暖房をしたほうがトータルのランニングコストが抑えられる。床暖房がある家庭はぜひこのプランをおすすめしたい。なお、暖らんプランは冬期(12月~4月検針分)のみ適用される。

 

③再エネ発電賦課金
こちらは要はソーラー発電で個人が東京電力へ売る際の電気料金を
全国の家庭で賄うための料金。こちらも単価に対して一ヶ月の使用量がかけられるので、使用量を減らせば減額できる。

 

以上が現在の電気料金の基本的な算出方法となる。

その他、東京電力を例に取ると朝得プラン、夜特プランなど、特定の時間帯を限定して電力量料金の単価を安く設定できものが存在する。この場合、指定された時間以外は通常より単価が高くなるが。

自由化後のプランも基本的な考え方は変わらず、注目すべきは電力量料金の単価になる。この単価が従来の料金より高く設定されているサービスも多数存在するので注意が必要だ。

おそらく他のオプションサービスと併用することで割引を適用させるために高めに設定されているものと思われる。携帯電話の売り方にとても似ている。

 

電力の自由化後は、東京電力でも新たなプランが利用できるようになるようだが、一ヶ月あたりの使用電力量が300kWhまで(第2段階料金)に収まる場合は、これまでのプランの方が割安になるとの記載も見られた。

従量電灯B・C(月平均のご使用量が300kWh未満)や電化上手にご加入のお客さまは、電気料金のみを考えると現在のご契約を継続されることをオススメします。この場合、 お手続きは不要です。
(via 東京電力の料金プラン(ご家庭のお客さま)│はじまる!電力自由化│東京電力)

 

わたしは東京ガスの「ずっともプラン」が気になっていたが、試算してみたが割高になってしまった。(現在は東京電力の「従量電灯B」を契約中

東京ガス : 電気料金 / 電気料金シミュレーション

 

インターネットのプロバイダなど、すでに利用しているサービスと抱合せで割引されるプランを選べる環境にあるのであれば自由化の恩恵を受けられる可能性がある。

しかし、そういった組み合わせができない人は現状のプランの方が安上がりになるということもありえるので、会社選びは慎重に行ったほうが良さそうだ。 

さまざまな企業が電力との抱き合わせプランを展開しようとしているので、自分にあったプランを賢く探すことがポイントなるだろう。