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神仏を信じない俺氏が伝えたい、それでも神仏を信じた方がよい科学的な理由

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テレビで縁起物の熊手を買って満足気な人たちがインタビューに答えていた。

ある人はこれは投資だなんて答えていたが、リターンがあるかわからないものに数万円もかける神経がいまいち理解できない。まだ宝くじの方が確率がゼロでないだけ良いのでは?

もし熊手を買って商売繁盛したのなら、それは熊手のおかげではなく、あなたが頑張ったか、その他外的要因によるものだと教えてあげたい。

しかし、ひとつだけ熊手の効果があるとすれば、それは熊手を買った事によってその人の意識が変わった場合だ。

人間の行動はすべて潜在意識に刷り込まれた情報をもとに決定される。あなたが意識的に何かを決定していたとしても、それは潜在意識にインプットされた膨大な過去のデータから選ばれたものに過ぎない。

潜在意識に眠る膨大なデータは過去の経験をもとに構築されているが、これらは書き換える方法が存在する。

その方法は単純。何回も繰り返し五感を使い意識から無意識へ情報を伝えれば良い。するといつの間にか潜在意識に情報が刷り込まれる。その結果、人間はこの情報を信じる事が出来るようになり行動が変化する。行動が変化する事で結果も変化する。

熊手を例にとれば、毎日飾ってある熊手を見るたび、あなたは今年は高い熊手を買ったのだからとうまくいってほしいと強く願うだろう。するといつの間にか潜在意識が書き換えられ、無意識にうまくいく方法を探し実行する。

イチローや五郎丸が決められたルーティンを繰り返すことで成功の確率を上げるように、あなたは毎日熊手を見るというルーティンを繰り返し行動の質を変えていく事になる。知らない間に熊手があなたの心の拠り所になっていくのだ。

神仏信仰もルーティンに近いものが存在する。仏壇に線香をあげて神棚に御供えをするという日本人に馴染み深い行為は、神を敬い先祖を崇めるだけではなく、心を調律する為でもあるのだ。

そういった意味ではわたしは神仏を信じたいと思っている。本当はそこには何もないとわかっているが、信じる事で見える新たな世界があるのではないだろうか。要は無意識の領域に強い信念を形成できれば良いのだ。

少なくとも、そこに何かがあると思って暮らした方が人生は遥かに豊かになるに違いない。おみくじや占いに一喜一憂できるのも信じる心があればこそである。 

そもそもわたしはおみくじの結果は全く信じていないが、初詣ではいつもおみくじをひく。初詣でおみくじをひいたならその結果に一喜一憂するだけでなく、良ければ信じて悪ければ気をつけるという事を継続的に潜在意識に植えつければよい。

信じる者は救われるとはよく言ったものだ。

信じるかどうかはアナタ次第。

潜在意識をとことん使いこなす

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今週のお題「年末年始の風景」