何を言われてもへっちゃらで悩みゼロ!マインドフルネスを使ってストレスを感じない体質になる方法
どーーも眠い時って集中できないなぁ。ってことないですか?
わたしは正にそれなのですが、その仕組みを知りたいし改善したいので本を探してみました。するとピンポイントでは無いけどヒントになりそうなとても面白い本を見つけました。
世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
- 作者: 久賀谷亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そもそも「集中」している状態ってどんな状態を指すのだろう?ってことがわかりやすく解説されています。
わたしは何か考え事をしながらでも「集中」は作れると思っていたのですが、どうやらそれは間違いだったようです。「集中」とは「無心」で取り組んでいる状態です。これを「ゾーン」と呼んだりすることもあります。
「瞑想」のやり方を覚えて脳を自分でリセットできるようになると、このゾーンの状態に入るのが簡単になるのだそうな。この本では仏教やヨガなどで取り入れられている「瞑想」を「脳科学」をつかって論理的にわかりやく解説してくれています。
なんとなく、瞑想って精神に良い影響を与えるんだよねってことは知っていたのだけど、脳科学で説明されたことによってなぜそれが良いのかが分かりました。
この本で学んだことは主に以下のとおり。
- 脳は体の中でもかなりのエネルギーを使う部位
- 脳で使われるエネルギーのうち、デフォルトモードネットワークと呼ばれる無意識の領域での機能に大半が使われている
- デフォルトモードネットワークの機能が過剰に働くとストレスにつながる
- 体のだるさは脳の疲れに由来することもある
- ストレス状態とは脳に疲れが溜まった状態、物理的にも確認が可能
- 瞑想の訓練を行うことで、意図的にデフォルトモードネットワークを停止できるようになる
- 通常、意識が無意識をコントロールしようとするが、瞑想の上級者はこれらを平等な関係にすることが出来る。
- 訓練すればストレス耐性を鍛えることが出来る
- 瞑想は呼吸などの体の感覚に集中して考え事をしないことが重要
- 怒りは扁桃体ハイジャックが発生している状態で、脳の緊急モード
- 思考のループが起きている状態を、モンキーマインドと呼ぶ
- 瞑想は生活の様々な場面で取り入れることが可能
- 幸福の48%は遺伝
個人的な考察もメモしておきます。
- 性格はDMNの強弱による。クヨクヨ考えすぎる傾向にある人は暗い、だから逆に言えば性格は変えられる
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反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」はなぜそれをしてはいけないのか?について書いていなかったが、それは無駄な大量のエネルギーを消費するから。ストレスを生むことによって、精神的にも肉体的にも苦しくなる
- ストレスが溜まる科学的な根拠が分かったので納得
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潜在意識をとことん使いこなすにも書いてあったが無意識を操るのがやはり大事
- 「感覚を意識する」という点が反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」と一致している
マインドフルネスを活用して素敵な人生を実現しましょう!