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Goleiro

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改訂版:海外の子育て事情。フランス人に学ぶ夜泣きの原因と対策

子育て 読書

心配性のわたしは育児に先駆けて関連書籍を10冊くらい読みました。

毎晩夜泣きを繰り返す息子が先日、初めて授乳なしで一晩を乗り越えたのですが、そこでは書籍から得た知識が役に立ちました。

読破した育児本の中でも、かなりとんがった存在であった「フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密 」について抜粋しながら解説していきます。(ちなみに息子は1才になったばかりです。)

夜泣きのメカニズム

なぜ赤ちゃんが夜泣きをするのか?諸説ありますが主な要因は以下に分類されます。

  • 大人に比べて睡眠が浅い
  • 長時間睡眠に対して不慣れである
  • 日常生活の不安やストレス

ストレスなどによる睡眠への影響は大人でもありますが、睡眠が浅いことと長時間睡眠に慣れていないことは赤ちゃん特有です。

この原因は、脳が十分に発達していない為だと言われています。

睡眠のサイクルはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、深くなったり浅くなったりします。幼いうちは浅い眠りから深い眠りへの繋ぎが不得意なのでこの周期で起きてしまうことが多いようです。

夜泣きの予防策

フランスの事例を紹介する前に、日本で一般的知られている夜泣きを予防する為のポイントを紹介していきます。

日常の習慣で夜泣きの予防していくなら以下の点に注意していくと良いです。

朝の習慣
  • 毎日決まった時間に起こす
  • 起きたら日の光を浴びせる
  • 昼寝はほどほどに
夜の習慣
  • 夕方は寝かせない
  • 入浴で体を温める
  • 寝る前の照明はオレンジ色で暗めにする

夕方に寝すぎてしまったり、毎日起きる時間が異なると体内時計が狂ってしまいます。

赤ちゃんは脳の発達とともに秩序を形成しているので毎日同じことを繰り返すということはとても重要です。同じことが繰り返されることで安心します。

規則正しい生活をさせてあげることで、ストレスを軽減させて快眠につなげましょう。 

フランス人の常識

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密 」をあらためて読み返してみると印象的な点がいくつかあります。

日本の育児では主に子供が主役ですが、フランスでは相手がたとえ赤ちゃんであろうと

対等の立場で接します。まるで一人の大人と接するように、人格を尊重し1対1の関係を築き挙げていきます。

夜泣きの対処法もこのポリシーに基づいています。日本では子供が一人で泣いていると、子供がかわいそうなので泣き止ませることを第一に考えてしまいがちです。

一方、フランス人はなぜ泣いているのかを理解し、対処することこそが親の役割だと考えています。

 

以下、本書で述べられた夜泣きに関するノウハウを抜粋してみました。 

  • 大切なのは「親の教育/予防」
  • 生後わずか数週間で朝まで眠ることを教えられる
  • 誕生直後もしくは生後数週間からルールに従うべき。それは昼と夜の違いを学ばせる為のもの
  • ルールとは真夜中から5時までに泣いた時は、親は、赤ちゃんを布で巻いたり、軽く叩いたり、オムツを替えたり、抱っこしたりしていいけれど授乳に関してはそれでも泣きやまない時だけ
  • 夜起きてしまった時はちょっと待つ
  • フランスの育児において食事の時間はだいたい午前八時、正午、午後四時、午後八時に決まっている。(生後2カ月頃から徐々に慣らしていく)
  • 食事、授乳は少量をちょこちょこではなく、一回の量を多くして、回数を少なくする。
  • 最初の二カ月ほどは欲しがったら与える。その後は日常生活に応じた決まった時間に、徐々に調節しながら

 赤ちゃん自身に食事のタイミングを理解してもらうこと昼と夜を認識してもらうことに重点をおいて実践されています。

夜起きてしまった時は「ちょっと待つ」というのは日本でも知られていますが、赤ちゃんが本当に覚醒したのかを確かめるためです。

前述の通り、赤ちゃんは睡眠が浅いので、実際に起きてはいないけど泣き出すこともあります。ところがそこで親が手を出すと本当に目が覚めてしまいかえって睡眠を妨げることになります。この為、ちょっと待つという習慣が実践されているようです。 

わが家の場合

わたしの息子のケースでは、授乳のタイミングに焦点をあてて試してみました。

夜泣きの症状としては、夜中に起きるたびに大声を出して泣き叫んではおっぱいを欲しがっていました。

本に書いてある通り、すこし待ってみましたが全く泣き止む気配がないため、見かねた妻が仕方なく授乳します。そして授乳が始まると、飲みながらまた眠りにつく。これを毎晩数回繰り返していました。

そこで、飲みながら眠るという点に着目して、この習慣を改善してみました。寝る前の授乳に寝てしまうのを我慢してもらい、飲み終わってからママとベットで横になります。

驚いたことに、これだけで夜泣きはこの日からピタッと止まりました。

信じられないかもしれませんが、わが家の場合はこれだけで改善されました。 

まとめ

赤ちゃんの夜泣きの原因はそれぞれなので、これが誰にでも通用するとは限りません。

でも、観点を変えてみることで、もしかしたら改善の糸口が見つかるかもしれません。

海外の子育て事情についてはこの本を読むまで全く知らなかったので、まさに目から鱗でした。

子育てに息詰まったらちょっと変わった本を読んでみてはいかがでしょうか?

タイトルは夜泣きについてですが、その他にも食育や日常生活、フランスの保育園についてもエッセイ風に書かれています。

アメリカ人がフランスに引っ越して来て生活するというわたしからは想像もつかないような設定でした。